プロフィールムービーで生い立ちを紹介する上で欠かせないのが「中学生時代」。子供っぽさが抜け、大人へと変わっていく青春真っ只中のこの時期のエピソードは、ゲストに新郎新婦の人間性や成長を伝える絶好の機会です。

この記事では、ゲストの心に響く「中学生時代」のコメントの考え方から、部活動、友人、学校行事など、シーン別の具体的な例文までを網羅的にご紹介します!
まずはテンプレートでイメージを掴もう!
コメントを考える前に、まずはどんなムービーが作れるかを知るのが一番の近道です。テンプレートを使えば、専門的な知識がなくても、写真やコメントを差し替えるだけで、プロ品質のムービーを簡単に作成できます。

写真やコメントを挿入するだけで簡単にプロフィールムービーが作れますよ。テンプレートを活用して、素敵なムービーを作りましょう!
Part 1:面白いほど書ける!中学生時代コメントの考え方
「何を書けばいいか分からない…」という方もご安心ください。3つのコツを押さえれば、コメントは簡単に見つかります。
コツ1:定番テーマからエピソードを探す
まずは、記憶の引き出しを開けるために、中学生時代の定番テーマをリストアップしてみましょう。きっと「あ、こんなことあったな」と思い出せるはずです。
- 学校行事:入学式、卒業式、体育祭(運動会)、文化祭(学園祭)、合唱コンクール、修学旅行
- 部活動:日々の練習、大会の結果、先輩・後輩との関係、引退試合
- 友人関係:今でも付き合いのある親友、クラスメイトとの思い出、交換日記、プリクラ
- 勉強・成績:受験勉強、テストの結果、得意・苦手科目、塾通い
- 日常・その他:反抗期、声変わり、身長の伸び、生徒会活動、当時の流行、恋愛エピソード
コメントについて総合的な情報を調べたい場合には以下の記事が最適ですよ。
コツ2:写真の「裏側」を語る
コメントで最もやってはいけないのが、**写真を見ればわかること**をそのまま書いてしまうこと。(例:サッカーの写真に「サッカー部でした」)
ゲストが知りたいのは、その写真の裏にある**「ストーリー」**です。
- どんな気持ちで取り組んでいた?(例:本気で甲子園目指してました)
- どんな結果だった?(例:惜しくも逃した全国大会、今では良い思い出です)
- どんな学びがあった?(例:この厳しい練習があったから、今の粘り強さがあります)

写真が「何があったか」を伝えるなら、コメントは「どうだったか」を伝える役割です。写真に写っていないエピソードや感情を言葉にしてあげましょう。
コツ3:「今の自分」とのギャップを見せる
ゲストが最も盛り上がるポイントの一つが、**今の姿からは想像もつかない「ギャップ」**です。
- 真面目な新郎が、昔はやんちゃだった。(例:この不良が私です…先生ごめんなさい!)
- インドア派の新婦が、実はスポーツ万能だった。(例:毎日ヘトヘトになるまで走り込んでいました)
- 体型や髪型が今と全然違う。(例:この頃すでに身長175cm!今と変わりません)
こうした意外な一面は、会場に驚きと笑いを提供し、ムービーをより印象的にします。
Part 2:そのまま使える!中学生時代コメント文例集
考え方のコツがわかったところで、具体的な文例を見ていきましょう。
①【超定番】部活動のコメント例
多くの人が写真を選ぶ部活動。活動内容別に例文をご紹介します。
標準的なコメント(活動内容や成績を伝える)
- 小学校から始めた野球 今の社会人野球チームも同じメンバーです
- キャプテンだったサッカーチーム 毎日サッカー漬けでした
- バドミントンで全国大会へ ベスト8まで進出しました
- 甲子園を本気で夢見ていたあの頃 今も懐かしく思い出します
- 惜しくも逃したバスケ全国大会 この悔しさが今も夢に出てきます
面白系のコメント(失敗談や面白い写真に添える)
- 3年間温めたベンチ 先輩!今日も温かいです!
- 試合にユニフォームを忘れ 僕だけ肌着で恥ずかしかった
- みんなで撮った全裸写真 この後先生に呼び出されました
- 間違えて持ってきてしまった妹の水着 もはや変態です
成長を伝えるコメント(経験から得たものを語る)
- あの頃の厳しい練習があったので 今もハートはとっても強いです
- 初めて負けた時の悔しさをバネに しっかり成長することができました
- きつかった走り込みも 今ではランニングの趣味に代わっています
- サッカーに出会えたおかげで 今はコーチとしてユースで教えています
② 学校生活・友人関係のコメント例
部活動以外の思い出も素敵なエピソードになります。
- 学園祭の模擬店はお化け屋敷 みんなすごい顔になっています
- 運動会では応援団のリーダーに 声の大きさはこの頃から健在です
- 美咲と裕子とはこの頃から仲良し 今日は来てくれてありがとう!
- 勉強に励んでいた思い出の教室 懐かしいなー
- 中学校の入学式 緊張の面持ちです
- 卒業式で全部のボタンがなくなった後のドヤ顔
- 中学時代の恩師 山田先生 本日はお越しいただき感謝です

「この頃から仲の良かったメンバー!今日は余興よろしくね」

「中学から始めた野球。高校までずっと野球一筋でした」
まとめ:等身大の「青春」を伝えよう
結婚式に参加してくれるゲストのほとんどは、あなたの中学生時代を知りません。ぜひ、この記事を参考に「自分らしい」コメントを考えて、素敵なプロフィールムービーを完成させてくださいね。
コメント作り全般で悩んでいる方は、こちらの記事も参考になります。

Q&A
Q1: 中学生時代のどんなエピソードを選べば良いですか?
A1: 部活動や友人との思い出、学校行事など、あなたの「人柄」や「成長」が伝わるエピソードがおすすめです。また、今の姿との「ギャップ」があるエピソードは、会場が盛り上がりやすいので特におすすめです。
Q2: コメントがどうしても思いつきません。コツはありますか?
A2: 「写真に写っていない裏話」を探すのがコツです。例えば、大会で優勝した写真なら「この一杯のために毎日練習した」、友達との写真なら「この後、先生に怒られた(笑)」など、その時の感情や隠れたエピソードを言葉にしてみましょう。
Q3: 面白いエピソードが特にないのですが、大丈夫でしょうか?
A3: 全く問題ありません。「バスケに夢中でした」「毎日このメンバーと遊んでたね!」といったシンプルなコメントでも、ゲストにとっては知らないあなたの一面です。等身大の思い出を素直に伝えることが、一番心に響きます。