結婚式オープニングムービーコメント完全ガイド!ゲストを魅了する感動・面白・気の利いた一言例文集と作成の秘訣

結婚式のオープニングムービーは、披露宴の幕開けを華やかに彩り、新郎新婦の入場への期待感を最高潮に高める重要な演出です。ゲストの心に深く響き、記憶に残るムービーにするためには、コメント選びが非常に重要になります。

「面白くて楽しい雰囲気で作りたい」「ゲストの心に響く感動的なコメントを入れたい」、あるいは「気の利いた一言で印象付けたい」と考える新郎新婦様も多いのではないでしょうか。

テンポの良い明るいBGMに合わせて新郎新婦を楽しく紹介したり、感謝の気持ちを伝えることで、披露宴の入場シーンをより印象深く演出できます。オープニングムービーは、単なる映像ではなく、お二人の個性やゲストへの想いを伝える大切なメッセージツールなのです。

この記事では、ブライダル業界のプロが、オープニングムービーで使えるコメントの考え方から、具体的な例文、そしてゲストの心をつかむためのワンポイントアドバイスまで、網羅的にご紹介します。単なる情報の羅列ではなく、重複を排除し、論理的で自然な流れで解説していきますので、ぜひ最後まで読んで、お二人にぴったりのコメントを見つけてください。

オープニングムービーコメント作成の基本原則と成功の秘訣

オープニングムービーのコメントは、お二人の個性や感謝の気持ちを伝える大切な要素です。しかし、面白さや感動を追求するあまり、マナーや礼儀を忘れてしまっては逆効果になることもあります。まずは、コメント作成の基本原則と、ゲストの心に響くムービーにするための秘訣を押さえましょう。

マナーと礼儀を忘れずに:避けるべきネタと注意点

「面白い」や「楽しい」の捉え方は人それぞれです。感動系のムービーよりも、笑いを狙ったムービーの方が難しいと言われるのはこのためです。狙いすぎると、会場の空気と合わずに「スベる」こともあります。面白さの中にも、礼儀やマナーをしっかりと盛り込むことが大切です。

面白さを追求しすぎて暴走しないよう、以下のネタは避けるのが無難です。

  • 下ネタ
  • 内輪すぎるネタ(一部のゲストしか理解できない話題)
  • 友人や会社の同期を批判したり笑いものにするネタ
  • 前妻や前夫など、離婚に関連したネタ
  • 忌み言葉や重ね言葉(例:「別れる」「短い」「冷める」「切る」「流れる」「消える」「終わる」「忘れる」「忙しい」など、不幸や不吉、別れを連想させる言葉。また、「重ね重ね」「いよいよ」「ますます」などの重ね言葉も避けるのが一般的です。)

これらのエピソードは、面白く紹介したとしても、ほとんどのゲストは笑えません。ゲストが「笑ってしまった自分が他人にどう見られるか?」と気にしてしまうこともあります。会場全体が心から笑えるネタを選ぶようにしましょう。

また、句読点(「、」「。」)は使用せず、改行で区切るのが一般的です。これは、映像に表示されるコメントの視認性を高めるためと、結婚式というお祝いの席でのマナーとされています。

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コメントは、誰かを傷つけたり不快にさせたりしないか、客観的な視点で確認することが大切です。信頼できる友人や家族に一度見てもらうと安心ですよ。特に、目上の方や親族が多い場合は、より丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

コメントのトーン:面白さ、カジュアルさ、感動のバランス

オープニングムービーは、披露宴全体の雰囲気を決定づける最初の演出です。コメントのトーンによって、その後の披露宴のムードも大きく変わります。お二人が目指す結婚式の雰囲気に合わせて、コメントのトーンを調整しましょう。

カジュアルで飾らないコメントを選ぶことは大切ですが、ゲストへの感謝や歓迎の気持ちを伝える場面では、丁寧さを忘れずに。ユーモアを交えつつも、ゲストが心から感動するような言葉を選ぶことで、ムービーはより印象的なものになります。笑いと感動のバランスを意識して、コメントを考えていきましょう。

例えば、フォーマルな結婚式であれば品格ある言葉遣いを、アットホームなパーティーであれば軽妙なフレーズを選ぶなど、会場の雰囲気やゲスト層に合わせた調整が重要です。

コメントの文字数と表示時間

オープニングムービーのコメントは、ゲストが読みやすいように簡潔にまとめることが重要です。一般的に、1秒間に人が認識できる文字数は4文字程度と言われています。ムービーの尺や写真の表示時間を考慮し、長文になりすぎないよう注意が必要です。

写真1枚あたりの表示時間は6〜8秒が目安とされており、この時間で読み切れる文字数は20〜30文字程度が適切です。 コメントが多すぎると、ゲストは文字を読むのに必死になり、映像や写真を楽しむ余裕がなくなってしまいます。

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コメントは短くても真心を込めて記述することが大切です。ゲストが感動するためには、自分自身も感謝の気持ちを持ち続けることが重要ですよ。伝えたいメッセージを絞り込み、一言一句に想いを込めることで、短いコメントでも深く心に響かせることができます。

シーン別!オープニングムービーコメント例文集

オープニングムービーのコメントは、主に「冒頭挨拶」「自己紹介」「ゲスト紹介」「締め」の4つのシーンで構成されます。それぞれのシーンで使えるコメントのポイントと例文をご紹介します。

冒頭挨拶・歓迎のコメント

オープニングムービーは披露宴の最も最初に上映されるため、ゲストへの歓迎と感謝のメッセージは必須です。カジュアルな雰囲気の中でも、丁寧な気持ちが伝わるように工夫しましょう。

標準的な挨拶

まずは、一般的なオープニングムービーで使われる冒頭の挨拶コメントです。結婚式や披露宴に参加してくださったことへの感謝が基本です。

  • 本日はお忙しい中ご出席くださり 誠にありがとうございます
  • 今日という良き日を迎えられ 幸せな気持ちでいっぱいです
  • 今日は是非 一緒にお楽しみいただければと思います

本日はお忙しいところ 私たちの結婚式にご出席頂き 誠にありがとうございます

本日は私たちの結婚式にご出席頂き 誠にありがとうございます

カジュアル・面白いアレンジ例

感謝の気持ちを伝えるシーンでウケを狙いすぎると笑えなくなってしまうため、ここではカジュアルな言葉に言い換える程度にとどめておきましょう。

  • 今日はご出席頂き ありがとうございます!
  • 私たちの結婚式へようこそ!
  • 今日は来てくれてありがとう!
  • 今日皆様に会えるのを心待ちにしていましたー
  • ついに本日!結婚式当日を迎えました!
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カジュアルな言葉遣いでは、ビックリマークや絵文字なども活用すると、より楽しくて面白い雰囲気を作り出せますよ。ただし、目上の方が多い場合は、フランクになりすぎないよう注意が必要です。

気の利いた一言を追加

標準的な挨拶に、お二人らしさがにじみ出る一言メッセージを加えることで、より心に響くコメントになります。

  • 本日はご出席頂きありがとうございます どうぞお楽しみください
  • 今日を迎えられて心から感謝です 皆様にお会いできるのを楽しみにしていました

「楽しい披露宴にしたい」「お会いできて嬉しい」というお二人からのメッセージが伝わり、形式的なコメントだけでは伝えきれない本当の気持ちが届きます。

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英語での歓迎メッセージ

英語のコメントを取り入れることで、グローバルで洗練された印象を与え、より印象的なオープニングムービーに仕上げることができます。短めのフレーズが分かりやすくておすすめです。

  • “Welcome to our special day! We are thrilled to have you all here to celebrate with us. Let’s make memories that will last a lifetime together!”
    (私たちの特別な日へようこそ!皆さんと一緒にお祝いできることをとても嬉しく思っています。一緒に一生記憶に残る思い出を作りましょう!)
  • “Thank you all for joining us on this special day. We are truly grateful to have each and every one of you here to celebrate our love and commitment.”
    (皆さん、この特別な日に参加してくれてありがとうございます。私たちは、愛と結びつきを祝うために皆さんをここに迎えることができて本当に感謝しています。)
  • “Cheers to a lifetime of love, laughter, and unforgettable moments!”
    (愛と笑い、忘れられない瞬間に乾杯しましょう!)
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英語のコメントは、国際的な雰囲気を出すのに効果的です。披露宴のテーマやゲスト層に合わせて活用してみましょう。ただし、英語が苦手なゲストのために、日本語を添えるか、シンプルな表現を選ぶと親切です。

新郎新婦の自己紹介コメント

オープニングムービーでは、新郎新婦の自己紹介やプロフィール紹介もコメントで載せるのが一般的です。ここは個性を出して楽しいコメントを作りやすいシーンなので、自由に自分たちらしい面白いコメントを考えていきましょう。

自己紹介で伝えられる内容

オープニングムービーの自己紹介では、お二人のことをよく知らないゲストの皆様に簡単なプロフィール紹介をしたり、結婚式の準備に関連したエピソードを紹介したり、ゲストの皆様への歓迎や感謝の言葉などが紹介されることが多いです。

  • 新郎新婦のおふたりの基本的な情報(氏名、年齢、出身地など)
  • 趣味や特技、好きなこと
  • 二人の馴れ初めや出会いのエピソード
  • 結婚式の準備や意気込み
  • これから始まる結婚生活への意気込みや将来の展望

新郎新婦の自己紹介をメインに紹介するのが最もスタンダード

感謝や歓迎のメッセージと組み合わせつつ自己紹介もOK

標準的な自己紹介

自己紹介シーンでは、新郎新婦の年齢や名前といった基本的な情報に加えて、簡単に一言メッセージが添えられることが多いです。

  • 新郎 真治
  • 年齢 27歳
  • 趣味・特技 DIY
  • 一言メッセージ 「今日は一緒に楽しみましょう」

面白く・個性的にアレンジ例

自己紹介部分のコメントも、自分たちらしさをネタに面白くアレンジしてみましょう。自虐ネタやキャッチフレーズも効果的です。

  • 本日の主役 真治
  • 年齢 27歳
  • 特技 結婚スピーチ
  • 一言「今日は浴びるほど飲むぜ」
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「純白の花婿 新郎真治」「お酒は強いけど顔が赤ちゃん」など、自分自身にキャッチフレーズをつけて紹介すると、センスの光るコメントから笑いを取りに行くこともできますよ。ゲストに「この二人らしい!」と感じてもらえるような、パーソナルなエピソードを盛り込むのがおすすめです。

新郎新婦が自分たちの事を自己紹介するときに、自虐的なネタで笑いを取りに行くようなコメントは、面白くて笑えるコメントを作りやすい例です。例えば「今日の為にダイエット20kgに成功した新婦の花子です!今日だけスリムな私の写真をたくさん撮ってくださいね!」といったコメントなどが考えられます。

  • 新郎:「今日は僕の人生で最も特別な日です。でも、こんなに幸せそうに見えるのは、新婦の魔法のおかげです。彼女は本当に魔法使いなんですよ!」
  • 新婦:「新郎さんは私の人生のヒーローです。でも、彼が家事をするときの姿はちょっとヒーローとは言えないんですけどね(笑)」
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ゲストの感動を引き出す自己紹介

自己紹介コメントに、ゲストへの感謝や未来への意気込みを織り交ぜることで、より感動的なメッセージになります。ゲストが共感できる内容を考えてみましょう。

  • 新郎の伸二です これから二人で力を合わせて幸せな家庭を築いていきたいと思っています
  • 新婦の芽衣です 伸二さんを支えながら楽しい家庭を作っていきたいです
  • 今日の門出の日を皆様と迎えることができ 心より幸せに感じています
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結婚はゴールではなくスタート。お二人の未来への意気込みを伝えることで、ゲストやご親族に安心感を与え、温かい気持ちになってもらえます。特に、これからの結婚生活への抱負を具体的に語ると、より感動が深まります。

ゲスト紹介のコメント

オープニングムービーの中でゲストの紹介を行う場合、コメント次第で会場を盛り上げたり、面白い雰囲気を演出することができます。特に盛り上げ系の構成を選んでいる場合は、遠慮せずに楽しく紹介してあげましょう。

標準的なゲスト紹介

静かなトーンでゲスト紹介をしても紹介されたゲストが困ってしまうので、楽しいBGMや効果音なども上手に使いながら、会場全体に楽しくて盛り上がりやすい雰囲気を作っていきましょう。

  • 乾杯挨拶 株式会社佐々木商事課長 斎藤雄二様 今日は宜しくお願いいたします
  • 余興ダンス 新婦友人 真理恵&幸子&由美 楽しみにしてるね
  • 友人スピーチ 新郎友人 土門翔太様 面白スピーチを期待していますよー


余興を担当してくれる坂本君 楽しみにしています

面白く・気の利いたキャッチフレーズ例

面白い系のゲスト紹介では、センスのあるキャッチフレーズを一言考えてあげると、それだけで楽しい紹介ができます。面白い写真も不可欠です。

  • 一代で上場企業へと成長させた実力者 株式会社山本商事代表取締役 山本直哉様
  • 宴会部長と言えばこの方 株式会社山本商事部長 坂下雄一様
  • プロダンサーの実力を見せつけます 新婦友人美女4姉妹
  • 祭り事なら右に出るものなし!? 清水町内会振興会の皆様
  • もうそこにいるだけで幸せ~ 新郎新婦の甥っ子姪っ子ちゃんたち
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キャッチフレーズを考えて一言メッセージに添えてあげるだけでも、オープニングムービーのゲスト紹介が一気に盛り上げ系のコメントに変化します。ゲストの個性や関係性を踏まえた、内輪すぎないユーモアを心がけましょう。

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結婚式オープニングムービーで使える気の利いた一言メッセージサンプル例文集
結婚式で上映するオープニングムービーの中では様々なメッセージをゲストの皆様に伝えていきます。
結婚式に参加してくれたことへの感謝であったり、お祝いを頂戴している

締めのコメント・入場アナウンス

オープニングムービーの締めの部分は披露宴の開始を意味するシーンとなるので、結婚式が始まることや新郎新婦が入場してくることなどをメインにコメントを考えていきます。あまり感謝ばかりの内容にならず、これから始まる披露宴を意識させるコメントを中心にしましょう。

標準的な締め

オープニングムービーの締めくくりは、次の披露宴の演目や演出を紹介するような考え方が最も自然です。通常は新郎新婦の入場や結婚式の開始をアナウンスする内容が盛り込まれます。

  • 新郎新婦がまもなく入場します
  • 新郎新婦の入場まであと〇秒
  • カメラの準備はいいですか? まもなく入場です
  • 今日は是非お楽しみください
  • 緊張でいっぱいですが 楽しみましょう!

面白く・気の利いたアレンジ例

締めの部分はオープニングムービーを1-2分見て少し会場の空気も温まっている頃なので、砕けた印象のコメントでもゲストに受け入れられやすい傾向があります。自分たちが伝えたい点やゲストに教えたい点、お願いしたい点などをメッセージ内容に含めて伝えることができます。

  • 皆さん!楽しむ準備はできていますか?
  • これから皆様のもとに向かいますよー
  • お待ちかねの新郎新婦入場です
  • ここぞとばかりに撮影をお願いします
  • 写真撮影はもちろんOK 後で送ってね
  • 緊張でガチガチの私たち(笑) 是非記念に撮影してね
  • 母も着たウェディングドレスを着て入場いたします

ゲストへの注意事項やお願いを伝える際にも、ユーモアを交えることで、堅苦しくならずに伝えることができます。例えば、「携帯電話はマナーモードでお願いします」といった一般的なお願いも、「携帯電話はマナーモードにしましょうね!」のように少し砕けた表現にすることで、親しみやすさが増します。

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コメントは、ゲストの心を動かす大切な要素です。より魅力的で心に残るムービーにするために、言葉の選び方や伝え方を工夫しましょう。

個人的なエピソードの共有

個人的なエピソードをコメントに取り入れることで、ゲストとの絆をより深めることができます。共有するエピソードは、お二人の素敵な思い出や、ゲストとの楽しい瞬間を選びましょう。例えば、出会いのきっかけや、結婚準備中の面白い出来事など、具体的な情景が浮かぶようなエピソードは、ゲストの共感を呼びます。

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エピソードは、新郎新婦の個性や結婚式のテーマに合ったものを選ぶと、よりパーソナルな演出ができます。ストーリーテリングの技法を使って、ゲストの興味を引きつけましょう。写真だけでは伝わらない背景や感情をコメントで補足すると、より深くゲストの心に響きます。

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