結婚式オープニングムービーコメント完全ガイド!ゲストを魅了する感動・面白・気の利いた一言の「秘訣」と「例文集」

結婚式のオープニングムービーは、披露宴の幕開けを華やかに飾り、新郎新婦の入場を最高に盛り上げる大切な演出です。ゲストの期待感を高め、お二人らしさを伝えるためには、ムービーに挿入するコメント選びが非常に重要になります。

「面白くて楽しい雰囲気で作りたい」「ゲストの心に響く感動的なコメントを入れたい」、あるいは「気の利いた一言で印象付けたい」と考える新郎新婦様も多いのではないでしょうか。テンポの良い明るいBGMに合わせて新郎新婦を楽しく紹介したり、感謝の気持ちを伝えることで、披露宴の入場シーンをより印象深く演出できます。

この記事では、ブライダル業界のプロが、オープニングムービーで使えるコメントの考え方から、具体的な例文、そしてゲストの心をつかむためのワンポイントアドバイスまで、網羅的にご紹介します。単なる情報の羅列ではなく、重複を排除し、論理的で自然な流れで解説していきますので、ぜひ最後まで読んで、お二人にぴったりのコメントを見つけてください。

1. オープニングムービーコメント作成の基本原則とマナー

オープニングムービーのコメントは、お二人の個性や感謝の気持ちを伝える大切な要素です。しかし、面白さや感動を追求するあまり、マナーや礼儀を忘れてしまっては逆効果になることもあります。まずは、コメント作成の基本原則を押さえましょう。

1-1. コメントの目的と役割

オープニングムービーのコメントは、単に新郎新婦を紹介するだけでなく、披露宴全体の雰囲気を決定づける重要な役割を担っています。ゲストへの感謝の気持ちを伝え、これから始まるパーティーへの期待感を高めることで、会場全体の一体感を生み出すことができます。

1-2. 避けるべきコメントとマナー

「面白い」や「楽しい」の捉え方は人それぞれです。感動系のムービーよりも、笑いを狙ったムービーの方が難しいと言われるのはこのためです。狙いすぎると、会場の空気と合わずに「スベる」こともあります。面白さの中にも、礼儀やマナーをしっかりと盛り込むことが大切です。

面白さを追求しすぎて暴走しないよう、以下のネタは避けるのが無難です。

  • 下ネタ
  • 内輪すぎるネタ(一部のゲストしか理解できない話題)
  • 友人や会社の同期を批判したり笑いものにするネタ
  • 前妻や前夫など、離婚に関連したネタ

これらのエピソードは、面白く紹介したとしても、ほとんどのゲストは心から笑えません。ゲストが「笑ってしまった自分が他人にどう見られるか?」と気にしてしまうこともあります。会場全体が心から笑えるネタを選ぶようにしましょう。

また、結婚式では「忌み言葉」や「重ね言葉」を避けるのがマナーです。これらは不幸や別れを連想させる言葉、または再婚を想起させる言葉として、お祝いの場にはふさわしくないとされています。

【忌み言葉の例】

  • 別れる、切れる、終わる、冷める、去る、流れる、消える、忙しい(「亡」の字を含むため)など

【重ね言葉の例】

  • 重ね重ね、くれぐれも、たびたび、いよいよ、ますます、次々、わざわざなど

これらの言葉は、普段の会話では自然に使ってしまいがちですが、結婚式のコメントでは言い換えを検討しましょう。

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コメントは、誰かを傷つけたり不快にさせたりしないか、客観的な視点で確認することが大切です。信頼できる友人や家族に一度見てもらうと安心ですよ。

1-3. コメントのトーンとバランス

オープニングムービーは、披露宴全体の雰囲気を決定づける最初の演出です。コメントのトーンによって、その後の披露宴のムードも大きく変わります。お二人が目指す結婚式の雰囲気に合わせて、コメントのトーンを調整しましょう。

カジュアルで飾らないコメントを選ぶことは大切ですが、ゲストへの感謝や歓迎の気持ちを伝える場面では、丁寧さを忘れずに。ユーモアを交えつつも、ゲストが心から感動するような言葉を選ぶことで、ムービーはより印象的なものになります。笑いと感動のバランスを意識して、コメントを考えていきましょう。

1-4. 読みやすさの重要性:文字数と表示時間

オープニングムービーのコメントは、簡潔で分かりやすい言葉を選ぶことが大切です。ゲストが理解しやすいように、ポイントを絞って伝えましょう。ムービーの尺も考慮し、長文になりすぎないよう注意が必要です。

一般的に、人が1秒間に認識できる文字数は4文字程度と言われています。 また、1枚の写真やスライドに表示するコメントの文字数は、20文字以内が最適とされています。 これ以上の文字数になると、ゲストは文字を読むのに必死になり、映像や写真を楽しむ余裕がなくなってしまう可能性があります。

句読点を使わず、改行を効果的に使うことで、より読みやすいコメントになります。

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コメントは短くても真心を込めて記述することが大切です。ゲストが感動するためには、自分自身も感謝の気持ちを持ち続けることが重要ですよ。

2. シーン別!オープニングムービーコメント例文集

オープニングムービーのコメントは、主に「冒頭挨拶」「自己紹介」「ゲスト紹介」「締め」の4つのシーンで構成されます。 それぞれのシーンで使えるコメントのポイントと例文をご紹介します。

2-1. 冒頭挨拶・歓迎のコメント

オープニングムービーは披露宴の最も最初に上映されるため、ゲストへの歓迎と感謝のメッセージは必須です。カジュアルな雰囲気の中でも、丁寧な気持ちが伝わるように工夫しましょう。

標準的な挨拶

まずは、一般的なオープニングムービーで使われる冒頭の挨拶コメントです。結婚式や披露宴に参加してくださったことへの感謝が基本です。

  • 本日はお忙しい中ご出席くださり 誠にありがとうございます
  • 今日という良き日を迎えられ 幸せな気持ちでいっぱいです
  • 今日は是非 一緒にお楽しみいただければと思います

本日はお忙しいところ 私たちの結婚式にご出席頂き 誠にありがとうございます

本日は私たちの結婚式にご出席頂き 誠にありがとうございます

カジュアル・面白いアレンジ例

感謝の気持ちを伝えるシーンでウケを狙いすぎると笑えなくなってしまうため、ここではカジュアルな言葉に言い換える程度にとどめておきましょう。

  • 今日はご出席頂き ありがとうございます!
  • 私たちの結婚式へようこそ!
  • 今日は来てくれてありがとう!
  • 今日皆様に会えるのを心待ちにしていましたー
  • ついに本日!結婚式当日を迎えました!
  • Welcome everyone! ありがとうございます!
  • Let’s Party!
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カジュアルな言葉遣いでは、ビックリマークや絵文字なども活用すると、より楽しくて面白い雰囲気を作り出せますよ。

気の利いた一言を追加

標準的な挨拶に、お二人らしさがにじみ出る一言メッセージを加えることで、より心に響くコメントになります。

  • 本日はご出席頂きありがとうございます どうぞお楽しみください
  • 今日を迎えられて心から感謝です 皆様にお会いできるのを楽しみにしていました
  • 短い時間ではありますが、どうぞお楽しみください

「楽しい披露宴にしたい」「お会いできて嬉しい」というお二人からのメッセージが伝わり、形式的なコメントだけでは伝えきれない本当の気持ちが届きます。

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英語での歓迎メッセージ

英語のコメントを取り入れることで、グローバルで洗練された印象を与え、より印象的なオープニングムービーに仕上げることができます。短めのフレーズが分かりやすくておすすめです。

  • “Welcome to our special day! We are thrilled to have you all here to celebrate with us. Let’s make memories that will last a lifetime together!”
    (私たちの特別な日へようこそ!皆さんと一緒にお祝いできることをとても嬉しく思っています。一緒に一生記憶に残る思い出を作りましょう!)
  • “Thank you all for joining us on this special day. We are truly grateful to have each and every one of you here to celebrate our love and commitment.”
    (皆さん、この特別な日に参加してくれてありがとうございます。私たちは、愛と結びつきを祝うために皆さんをここに迎えることができて本当に感謝しています。)
  • “Cheers to a lifetime of love, laughter, and unforgettable moments!”
    (愛と笑い、忘れられない瞬間に乾杯しましょう!)
  • “Welcome to our wedding party!” (私たちのウェディングパーティーへようこそ!)
  • “Thank you coming today!” (今日は来てくれてありがとう!)
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英語のコメントは、国際的な雰囲気を出すのに効果的です。披露宴のテーマやゲスト層に合わせて活用してみましょう。海外からのゲストがいる場合は、日本語訳を添えるとより親切です。

2-2. 新郎新婦の自己紹介コメント

オープニングムービーでは、新郎新婦の自己紹介やプロフィール紹介もコメントで載せるのが一般的です。 ここは個性を出して楽しいコメントを作りやすいシーンなので、自由に自分たちらしい面白いコメントを考えていきましょう。

自己紹介で伝えられる内容

オープニングムービーの自己紹介では、お二人のことをよく知らないゲストの皆様に簡単なプロフィール紹介をしたり、結婚式の準備に関連したエピソードを紹介したり、ゲストの皆様への歓迎や感謝の言葉などが紹介されることが多いです。

  • 新郎新婦のおふたりの基本的な情報(氏名、年齢、出身地など)
  • 趣味や特技、好きなこと
  • 二人の馴れ初めや出会いのエピソード
  • 結婚式の準備や意気込み
  • これから始まる結婚生活への意気込みや将来の展望

新郎新婦の自己紹介をメインに紹介するのが最もスタンダード

感謝や歓迎のメッセージと組み合わせつつ自己紹介もOK

標準的な自己紹介

自己紹介シーンでは、新郎新婦の年齢や名前といった基本的な情報に加えて、簡単に一言メッセージが添えられることが多いです。

  • 新郎 真治
  • 年齢 27歳
  • 趣味・特技 DIY
  • 一言メッセージ 「今日は一緒に楽しみましょう」

面白く・個性的にアレンジ例

自己紹介部分のコメントも、自分たちらしさをネタに面白くアレンジしてみましょう。自虐ネタやキャッチフレーズも効果的です。

  • 本日の主役 真治
  • 年齢 27歳
  • 特技 結婚スピーチ
  • 一言「今日は浴びるほど飲むぜ」
  • 新郎:「今日は僕の人生で最も特別な日です。でも、こんなに幸せそうに見えるのは、新婦の魔法のおかげです。彼女は本当に魔法使いなんですよ!」
  • 新婦:「新郎さんは私の人生のヒーローです。でも、彼が家事をするときの姿はちょっとヒーローとは言えないんですけどね(笑)」
  • 新郎ただいま緊張中!
  • 緊張しすぎて2人で変な汗かいてます…

新郎新婦が自分たちの事を自己紹介するときに、自虐的なネタで笑いを取りに行くようなコメントは、面白くて笑えるコメントを作りやすい例です。例えば「今日の為にダイエット20kgに成功した新婦の花子です!今日だけスリムな私の写真をたくさん撮ってくださいね!」といったコメントなどが考えられます。

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「純白の花婿 新郎真治」「お酒は強いけど顔が赤ちゃん」など、自分自身にキャッチフレーズをつけて紹介すると、センスの光るコメントから笑いを取りに行くこともできますよ。


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ゲストの感動を引き出す自己紹介

自己紹介コメントに、ゲストへの感謝や未来への意気込みを織り交ぜることで、より感動的なメッセージになります。ゲストが共感できる内容を考えてみましょう。

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