結婚式エンドロールを「泣ける」感動で締めくくる!曲選びの秘訣と著作権ガイド

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結婚式のクライマックスを飾るエンドロールムービーは、ゲストへの感謝を伝え、感動的な余韻を残すための大切な演出です。特に、心に響く「泣ける曲」を選ぶことで、その感動は一層深まります。しかし、数ある楽曲の中から最適な一曲を見つけ出すのは至難の業。さらに、著作権に関する知識も不可欠です。

この記事では、結婚式のエンドロールムービーを最高の感動で締めくくるために、泣ける曲の選び方から、最新のおすすめ曲リスト、そして見落としがちな著作権の注意点まで、プロの視点と先輩カップルの実体験を交えて徹底解説します。この記事を読めば、お二人の想いが伝わる、記憶に残るエンドロールムービーが完成するでしょう。

感動を呼ぶエンドロール曲の選び方:5つの重要ポイント

結婚式のエンドロールにふさわしい感動的な曲を選ぶには、いくつかの大切なポイントがあります。単に人気があるからという理由だけでなく、お二人の結婚式に最適な一曲を見つけるための秘訣をご紹介します。

1. 二人の「らしさ」とストーリーを表現する歌詞

エンドロールは、新郎新婦からゲストへの感謝の気持ちを伝える場です。そのため、歌詞が「ありがとう」という感謝のメッセージをストレートに伝えるものや、お二人の出会いから未来への希望を感じさせるものが理想的です。また、ゲストにも共感してもらえるような、普遍的な愛や絆を歌った曲を選ぶと、より一層感動的なエンドロールになります。

歌詞を選ぶ際は、お二人の共通の思い出や、結婚式のテーマに合致しているかを重視しましょう。例えば、遠距離恋愛を乗り越えたカップルなら、再会や絆を歌った曲が心に響くかもしれません。

2. 映像とシンクロするメロディとテンポ

エンドロールムービーの感動を最大化するには、映像と音楽の調和が不可欠です。一般的に、エンドロールムービーの上映時間は3〜5分程度にまとめられることが多いため、その長さに合った楽曲を選ぶことが重要です。

バラード曲は感動的な雰囲気を演出しやすく、エンドロールの定番とされています。 しかし、明るく楽しい雰囲気で締めくくりたい場合は、アップテンポな曲も選択肢に入ります。 重要なのは、曲のテンポが映像の切り替わりやメッセージの表示と自然に合うかどうかです。歌詞とコメントが重なってゲストが読みにくくならないよう、イントロや間奏の長さを考慮して選曲しましょう。

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エンドロールの映像と曲のテンポを合わせると、より感動的な仕上がりになります!特に、コメント表示のタイミングと歌詞が重ならないように注意しましょう。

3. ゲストの心に響く「認知度」と「共感性」

エンドロールは、新郎新婦だけでなく、ゲスト全員が楽しむものです。そのため、幅広い世代に認知されている曲や、多くの人が共感できるメッセージを持つ曲を選ぶと、より多くのゲストの心に響き、感動を共有できます。 あまりにも個人的な趣味に偏りすぎると、一部のゲストには伝わりにくい可能性もあるため、バランスが大切です。

4. 実際に使用したカップルの「生の声」を参考にする

他のカップルが実際に使用した曲の感想やレビューは、選曲の大きなヒントになります。例えば、「この曲を使ったエンドロールは本当に感動的だった」というゲストの声や、「結婚式の後もこの曲が頭から離れなかった」という感想は、その曲が持つ感動力を示しています。 インターネット上のレビューサイトや結婚式関連のSNSなどで、先輩カップルの体験談を参考にしてみましょう。

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他のカップルのレビューを参考にすることで、自分たちに最適な曲を見つけやすくなります!特に、ゲストの反応に関するレビューは貴重な情報源です。

5. 著作権・著作隣接権のクリアな理解

結婚式で市販の楽曲を使用する際には、著作権と著作隣接権という2つの権利が関わってきます。これらを無視して曲を使用すると、法的な問題が発生する可能性があるため、事前に正しい知識を身につけ、適切な手続きを行うことが非常に重要です。

著作権に関する詳細は後述しますが、選曲の段階から「この曲は使用できるか」「どのような手続きが必要か」を意識しておくことで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。

【2025年最新版】結婚式エンドロール「泣ける曲」おすすめリスト

ここでは、結婚式のエンドロールで特に人気の高い、感動を呼ぶおすすめの楽曲を邦楽、洋楽、インストゥルメンタルに分けてご紹介します。定番曲から最新のヒット曲まで、お二人のイメージに合う一曲を見つけてください。

邦楽:心に染みる感動のメロディ

日本の楽曲は、歌詞が直接心に響きやすく、多くのカップルに選ばれています。感謝や絆、未来への希望を歌った曲が多く、エンドロールにぴったりの感動を演出します。

  • いきものがかり「ありがとう」:両親やゲストへの感謝をストレートに伝える、結婚式の定番曲です。
  • ONE OK ROCK「Wherever you are」:ストレートな愛のメッセージと心に染みる歌声が感動を呼びます。
  • Official髭男dism「115万キロのフィルム」:生涯のパートナーへの誓いを歌った、令和を代表するウェディングソングです。
  • 中島みゆき「糸」:人との縁や結びつきを歌い、深い感動を与える名曲です。
  • DREAMS COME TRUE「未来予想図II」:未来への希望を描いた温かいメロディと歌詞が、感動的な雰囲気を作り出します。
  • 絢香「ありがとうの輪」:両親や友人への感謝を込めた歌詞が、多くの共感を呼びます。
  • MISIA「幸せをフォーエバー」:結婚式のテーマソングとして作られた、まさに幸せを願う一曲です。
  • 桑田佳祐「明日晴れるかな」:切なさもありながら、力強い未来を願う歌詞が感動を誘います。
  • Mrs. GREEN APPLE「僕のこと」:人生の様々な局面を乗り越えるメッセージが、新たな門出に寄り添います。
  • 秦基博「ひまわりの約束」:温かいメロディと歌詞が、大切な人への想いを伝えます。

洋楽:洗練された雰囲気で感動を演出

洋楽は、おしゃれで洗練された雰囲気を演出しつつ、歌詞のメッセージ性で感動を与えることができます。特にバラードは、エンドロールに最適です。

  • Blue「The Gift」:感動的な締めくくりに選ばれることが多い洋楽の定番です。
  • Maroon5「Sugar」:明るく楽しい雰囲気で締めくくりたい場合に人気のアップテンポな曲です。
  • Ed Sheeran「Perfect」:愛する人への深い想いを歌った、世界中で愛されるラブソングです。
  • John Legend「All of Me」:パートナーへの惜しみない愛を歌い上げた、感動的なバラードです。
  • Celtic Woman「You Raise Me Up」:美しい歌声と「あなたが私にがんばる力をくれる」という歌詞が、感謝の気持ちを伝えます。

クラシック・インストゥルメンタル:言葉を超えた感動

歌詞がない分、映像の美しさやゲストの感情に寄り添い、優雅で感動的な雰囲気を演出します。特に、落ち着いた雰囲気の結婚式や、映像に集中させたい場合に最適です。

  • パッヘルベル「カノン」:普遍的な美しさと感動を持つ、クラシックの定番です。
  • Yiruma「River Flows in You」:ピアノの旋律が心に深く響く、人気のインストゥルメンタル曲です。
  • Ludovico Einaudi「Nuvole Bianche」:繊細で美しいピアノ曲が、感動的なシーンを彩ります。

ジャンル別おすすめ曲一覧表

選曲の参考に、ジャンル別のおすすめ曲をまとめました。

ジャンル おすすめ曲例 特徴
邦楽バラード いきものがかり「ありがとう」、中島みゆき「糸」、Official髭男dism「115万キロのフィルム」 歌詞が心に響き、感謝や絆を伝えるのに最適。
邦楽アップテンポ sumika「Lovers」、Little Glee Monster「世界はあなたに笑いかけている」 明るく楽しい雰囲気で締めくくりたい場合に。
洋楽バラード Ed Sheeran「Perfect」、John Legend「All of Me」、Blue「The Gift」 洗練された雰囲気と普遍的な愛のメッセージ。
洋楽アップテンポ Maroon5「Sugar」、Bruno Mars「Marry You」 ゲストも笑顔になるような、楽しい余韻を演出。
クラシック・インストゥルメンタル パッヘルベル「カノン」、Yiruma「River Flows in You」 言葉を超えた感動、落ち着いた雰囲気に。

失敗談から学ぶ!後悔しないエンドロール曲選びの注意点

感動的なエンドロールムービーを作るためには、事前に知っておくべき注意点があります。特に、著作権に関する問題や、映像と音楽のミスマッチは、後悔につながる大きな要因となり得ます。

著作権トラブルは絶対に避ける!

結婚式で市販の楽曲をエンドロールムービーに使用する場合、著作権と著作隣接権の処理が必須です。これを怠ると、法的な問題に発展する可能性があります。

  • JASRAC(日本音楽著作権協会):楽曲の著作権(作詞・作曲家などの権利)を管理しています。
  • 日本レコード協会(RIAJ):レコード会社などの著作隣接権(音源の権利)を管理しています。
  • ISUM(一般社団法人 音楽特定利用促進機構):ブライダルコンテンツに特化し、JASRACや日本レコード協会への申請を代行してくれる団体です。

結婚式で音楽を使用する際には、主に以下の2つの権利が関係します。

  • 演奏権:結婚式場でBGMとしてCDを流したり、生演奏を行ったりする際に発生する権利です。多くの結婚式場はJASRACと包括契約を結んでいるため、この場合は新郎新婦が個別に手続きする必要がないことが多いです。
  • 複製権:エンドロールムービーのように、楽曲をコピーして映像に組み込む際に発生する権利です。この場合は、ISUMを通じて個別に許諾を得る必要があります。

【ISUMでの手続きの流れ】

  1. 使用したい曲がISUMに登録されているか確認する:ISUMの楽曲データベースで検索します。
  2. 式場やムービー制作会社がISUMと契約しているか確認する:ISUMに申請できるのは、登録しているブライダル事業者のみです。新郎新婦が個人で直接申請することはできません。
  3. 式場や制作会社を通じて申請を行う:通常、式場やムービー制作会社がISUMへの申請を代行してくれます。費用は4,500円程度が目安です。

ISUMに登録されている曲でも、指定されたCDアルバムの音源しか使用できない場合や、配信音源でもOKな場合など、細かなルールがあります。必ず確認しましょう。

詳しい手続き方法は、JASRACの公式サイトISUMの公式サイトで確認できます。

映像と曲の長さ・テンポの不一致

エンドロールムービーが長すぎたり短すぎたりすると、ゲストが飽きてしまったり、感動が薄れてしまったりする可能性があります。 理想的な長さは3〜5分程度とされています。 選んだ曲の長さに合わせて映像を編集するか、映像の長さに合わせて曲を編集(カットやループなど)する必要があります。

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エンドロールの長さは、ゲストの集中力を保つ上で非常に重要です。長すぎると間延びし、短すぎるとメッセージが伝わりきらない可能性があります。

ゲストが共感できない選曲

新郎新婦の個人的な思い出が詰まった曲を選ぶのは素晴らしいことですが、それがゲストにとって全く馴染みのない曲だと、感動が伝わりにくい場合があります。 ゲスト全員が楽しめるように、親しみやすい内容を心がけ、選曲の際には「ゲスト目線」も意識することが大切です。

自作ムービーの場合、映像が暗い、音声が途切れるなどの技術的な失敗も報告されています。 事前に必ずテスト上映を行い、友人や家族にフィードバックをもらうことで、当日のトラブルを防ぎましょう。

エンドロールムービーをさらに感動的にする秘訣

選曲だけでなく、エンドロールムービー全体のクオリティを高めることで、感動はさらに深まります。

感謝のメッセージと歌詞の調和

エンドロールでは、ゲスト一人ひとりへの感謝のメッセージが表示されます。このメッセージと楽曲の歌詞が調和することで、より心に響く演出が可能です。例えば、歌詞が「ありがとう」と歌っている部分で、ゲストへの感謝の言葉を表示するなど、タイミングを合わせる工夫を凝らしましょう。

プロの力を借りる選択肢

「著作権の手続きが複雑」「映像編集に自信がない」「最高のクオリティを追求したい」といった場合は、プロの制作会社に依頼するのも賢明な選択です。プロに依頼すれば、著作権処理はもちろん、映像と音楽のプロフェッショナルな編集で、期待以上のエンドロールムービーを制作してくれます。

自作する際のポイント

自作に挑戦する場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 映像・音声の品質チェック:撮影時の明るさやカメラ設定、音声のクリアさを確認し、編集段階で調整しましょう。
  • 編集ソフトの活用:初心者向けの動画編集ソフトも多数あります。直感的に操作できるものを選び、練習を重ねてみましょう。
  • 余裕を持ったスケジュール:制作には時間と手間がかかります。結婚式直前になって慌てないよう、早めに準備を始めることが大切です。

まとめ:最高の感動を届けるエンドロールのために

結婚式のエンドロールムービーは、お二人の感謝と感動をゲストに伝える大切な時間です。心に響く「泣ける曲」を選ぶことで、その感動は忘れられないものとなるでしょう。

選曲の際は、お二人の「らしさ」やストーリーを表現する歌詞、映像とシンクロするメロディとテンポ、そしてゲストの心に響く認知度と共感性を重視しましょう。そして何よりも、著作権に関する正しい知識を持ち、適切な手続きを行うことが、トラブルなく最高の感動を届けるための鍵となります。

この記事でご紹介したポイントやおすすめ曲、注意点を参考に、お二人にとって、そしてゲストにとっても、忘れられない感動的なエンドロールムービーを完成させてください。

エンドロールムービーの制作には、他にも様々なヒントがあります。以下の記事もぜひ参考にしてください。

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さらに、最新の泣ける曲や定番曲を探すには、以下のリソースも活用してみましょう。

  • ISUM楽曲データベース:結婚式で適法利用できる楽曲を検索できます。
  • Spotify:結婚式用のプレイリストが多数公開されており、最新の曲や定番曲を簡単に見つけることができます。
  • YouTube:結婚式エンドロール用の泣ける曲の紹介動画が多数アップされています。
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SpotifyやYouTubeを活用して、最新の泣ける曲をチェックしましょう!実際に映像と合わせて試聴してみるのもおすすめです。

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