印象に残る!オープニングムービーのおしゃれな曲選び

結婚式のオープニングムービーは、新郎新婦様の愛の物語をゲストに伝え、これから始まる披露宴への期待感を最高潮に高める大切な演出です。特に、ムービーの印象を大きく左右するのが「曲選び」。おしゃれで感動的な楽曲を選ぶことで、ゲストの心に深く刻まれる、忘れられない一日を演出できます。

この記事では、ブライダル業界のプロとして、オープニングムービーの曲選びから制作、そして最も重要な著作権対策まで、網羅的に解説します。最新のトレンドを押さえつつ、お二人の個性や結婚式のテーマにぴったりの一曲を見つけるためのヒントが満載です。ぜひ、最高のオープニングムービーで、ゲストを感動の世界へ誘い、忘れられない結婚式の幕開けを飾りましょう。

https://www.nf-bridal.com/wp-content/uploads/2022/07/groom_bride_80.jpg

オープニングムービーの曲選び、どうすればいいの?おしゃれに見せるコツや、著作権のことも知りたい!

https://www.nf-bridal.com/wp-content/uploads/2022/07/teacher_80.png

ご安心ください!新郎新婦様の好みや結婚式のテーマに合わせて、感動的なバラードや会場を盛り上げるアップテンポの曲を選ぶポイント、そして著作権の正しい知識まで、詳しく解説します。ゲストの心に残る最高のムービーを作りましょう!

結婚式オープニングムービーの役割と重要性

結婚式のオープニングムービーは、単なる映像ではありません。披露宴の始まりを告げ、ゲストの心を掴み、これから始まる二人の門出を祝福する大切な役割を担っています。この数分間の映像が、披露宴全体の雰囲気やゲストの感動を大きく左右すると言っても過言ではありません。

ゲストを惹きつける「始まりの合図」

オープニングムービーは、披露宴が始まる前のざわつきを落ち着かせ、ゲストの視線を一斉にスクリーンに集める「始まりの合図」です。ムービーが上映されることで、ゲストは自然と着席し、これから始まる披露宴への期待感を高めます。特に、選曲と映像が一体となったムービーは、ゲストの心を一瞬で惹きつけ、感動の世界へと誘います。

二人の物語を伝える「感動のプロローグ」

オープニングムービーは、新郎新婦様の出会いからこれまでの歩み、そして未来への夢や希望をゲストに伝える「感動のプロローグ」です。二人の写真や動画に、選りすぐりの音楽を合わせることで、言葉では伝えきれない二人の絆や愛情を表現できます。ゲストはムービーを通じて、新郎新婦様のことをより深く知り、共感し、心から祝福したいという気持ちになるでしょう。

https://www.nf-bridal.com/wp-content/uploads/2022/07/teacher_80.png

ムービーはゲストに二人の愛の物語を伝える大切なアイテムですね。心に残るムービーを目指しましょう!

失敗しない!オープニングムービーの曲選び7つのポイント

オープニングムービーの曲選びは、ムービーの雰囲気を大きく左右するだけでなく、ゲストの印象にも深く関わります。後悔しない選曲のために、以下の7つのポイントを参考にしてみてください。

1. 結婚式のテーマ・コンセプトとの一致

結婚式全体にテーマやコンセプトがある場合、それに合わせた曲を選ぶと統一感が出ます。例えば、アットホームな雰囲気なら温かいバラード、華やかなパーティーならアップテンポな曲など、式のイメージとリンクさせましょう。

2. 新郎新婦の「らしさ」を表現する

二人の共通の趣味や思い出の曲、好きなアーティストの曲など、新郎新婦様の個性が光る曲を選ぶと、よりパーソナルなムービーになります。ゲストも「二人らしいね!」と共感してくれるでしょう。

3. 歌詞の意味とメッセージ性

歌詞がある曲を選ぶ場合は、その意味やメッセージが二人の関係性や結婚式のテーマに合っているかを確認しましょう。特に、愛や感謝、未来への希望を歌った曲は、ゲストに感動を与えやすいです。洋楽を選ぶ場合は、和訳を確認することをおすすめします。

4. 映像とのテンポ・雰囲気の調和

曲のテンポや雰囲気は、ムービーの全体的な印象を形作ります。写真や動画の切り替わるタイミングと曲のリズムが合っていると、より洗練された印象になります。感動的なシーンにはゆったりとしたバラード、楽しいシーンにはアップテンポな曲など、映像の内容に合わせて選びましょう。

5. ゲスト層を考慮した選曲

幅広い年齢層のゲストが参列する場合、誰もが知っているような定番曲や、世代を問わず愛される名曲を選ぶと、より多くのゲストに楽しんでもらえます。特定の世代に偏りすぎないよう、バランスを考えることも大切です。

6. 著作権のクリアな楽曲を選ぶ

最も重要なポイントの一つが著作権です。市販のCD音源を無許可で使用することは著作権侵害にあたります。必ず著作権をクリアした楽曲を選ぶか、著作権フリーの音源を利用しましょう。詳細は後述の「著作権は最重要!オープニングムービーの音楽利用ルール」で詳しく解説します。

7. 映像の尺に合わせた曲の長さ

オープニングムービーの適切な長さは2〜3分程度と言われています。選んだ曲が長すぎる場合は、編集で調整するか、複数の曲を組み合わせることを検討しましょう。曲の途中で不自然に終わらないよう、構成を考えることも大切です。

https://www.nf-bridal.com/wp-content/uploads/2022/07/teacher_80.png

曲選びはムービーの雰囲気を作ります。歌詞の意味やメッセージ、ゲスト層にも注意して、最適な曲を選びましょうね!

【ジャンル別】おしゃれで感動を呼ぶおすすめ楽曲リスト

ここでは、オープニングムービーにぴったりな、おしゃれで感動を呼ぶおすすめ楽曲をジャンル別にご紹介します。選曲の参考にしてください。

定番から最新まで!邦楽おすすめ曲

日本のアーティストの楽曲は、歌詞が直接心に響きやすく、ゲストにも馴染み深いものが多いのが特徴です。感動的なバラードから、会場を盛り上げるアップテンポな曲まで、幅広く選べます。

曲名 アーティスト おすすめポイント
Wherever you are ONE OK ROCK 壮大なバラードで、愛の誓いを表現するのに最適。感動的なシーンに。
家族になろうよ 福山雅治 温かい歌詞が結婚にぴったり。アットホームな雰囲気を演出したい時に。
にじいろ 絢香 明るく前向きな歌詞とメロディで、希望に満ちた未来を表現。
星野源 ポップでキャッチーなメロディで、ゲストも笑顔に。楽しい雰囲気に。
Lemon 米津玄師 切なくも美しいメロディで、深みのある感動を演出。
Pretender Official髭男dism 切ない歌詞と壮大なサウンドで、ドラマティックな雰囲気に。
ドライフラワー 優里 繊細な歌詞と歌声で、二人の思い出を振り返るシーンに。

洗練された雰囲気に!洋楽おすすめ曲

洋楽は、歌詞の意味が直接伝わりにくいため、メロディやリズム、雰囲気で選ぶことができます。洗練されたおしゃれな雰囲気を演出したい場合におすすめです。

曲名 アーティスト おすすめポイント
Shape of You Ed Sheeran ポップでキャッチーなメロディとリズムが特徴。幅広い年齢層に人気で、ダンスパーティーなどの場で盛り上がること間違いなしです。
Bohemian Rhapsody Queen 独特な構成やクラシックとロックの要素を組み合わせたサウンドは、聴く者を魅了します。特に40代以上のゲストには懐かしさを感じさせることでしょう。
Uptown Funk Mark Ronson ft. Bruno Mars ファンクやディスコの要素を含んだ楽曲で、リズミカルなメロディとブルーノ・マーズの魅力的なヴォーカルが楽しめます。
Hey Jude The Beatles 壮大なメロディや感動的な歌詞は、ゲスト全員に心に響くことでしょう。
Dance Monkey Tones and I キャッチーなメロディとユニークな声が特徴で、若い世代を中心に人気を集めています。パーティーや踊りの場で盛り上がること間違いなしです。
A Thousand Years Christina Perri 映画『トワイライト・サーガ』の主題歌。ロマンチックで感動的なバラード。
Marry You Bruno Mars 明るくハッピーなプロポーズソング。楽しい雰囲気を演出したい時に。
Sugar Maroon 5 軽快なリズムと甘い歌詞で、おしゃれで楽しい雰囲気に。

落ち着いた大人の雰囲気に!インストゥルメンタル・ジャズ

歌詞がないインストゥルメンタルやジャズは、映像の邪魔をせず、洗練された大人の雰囲気を演出できます。落ち着いた披露宴を希望するカップルにおすすめです。

ジャンル おすすめポイント
クラシック 壮大で格式高い雰囲気を演出。誰もが知る名曲は安心感も。
ジャズ おしゃれで都会的な雰囲気を演出。BGMとして心地よく、大人の披露宴に。
ヒーリングミュージック 穏やかで優しいメロディで、リラックスした温かい雰囲気を演出。

ゲストも思わず笑顔に!アップテンポで盛り上がる曲

披露宴の始まりを華やかに、そして楽しく演出したいなら、アップテンポでノリの良い曲がおすすめです。ゲストのテンションも一気に高まります。

曲名 アーティスト おすすめポイント
Happiness 国民的アイドルグループの代表曲。明るく前向きな歌詞とメロディで、会場全体がハッピーな雰囲気に。
キセキ GReeeeN ストレートな歌詞と爽やかなメロディで、二人の出会いの奇跡を表現。
One Love 結婚式の定番曲。愛を誓う歌詞と壮大なメロディで、感動的な始まりに。
高嶺の花子さん back number 切なくも共感できる歌詞と、どこか懐かしいメロディで、若い世代に人気。

ワンポイントアドバイス:曲選びに迷ったら「二人の思い出の曲」を軸に

数ある曲の中から一曲を選ぶのは大変ですよね。そんな時は、お二人の「思い出の曲」を軸に考えてみましょう。初めてデートした時に流れていた曲、プロポーズの時にかかっていた曲、二人でよくカラオケで歌った曲など、二人だけの特別な意味を持つ曲は、ゲストにも二人の絆の深さを伝えることができます。もし、思い出の曲が複数ある場合は、それぞれの曲の雰囲気に合わせてムービーのパートを分けるのも良いでしょう。

https://www.nf-bridal.com/wp-content/uploads/2022/07/teacher_80.png

ジャンルやアーティスト、最新ヒット曲や定番曲を考慮して、おしゃれで印象的な曲を選びましょうね!

著作権は最重要!オープニングムービーの音楽利用ルール

結婚式のオープニングムービーで市販の楽曲を使用する場合、著作権の処理は避けて通れない重要な問題です。無許可での使用は著作権侵害にあたり、罰則の対象となる可能性があります。安心してムービーを上映するために、正しい知識を身につけましょう。

著作権とは?なぜ注意が必要なのか

著作権とは、音楽や映像、文章など、創作された表現物に対して著作者に与えられる権利のことです。楽曲には「著作権(作詞・作曲家)」と「著作隣接権(歌手・演奏家・レコード会社)」の2つの権利があり、これらをクリアしないと、結婚式という公の場で使用することはできません。

特に、結婚式場での上映は「公衆送信」や「公衆演奏」にあたるため、著作権者の許諾が必要です。無許可で使用した場合、損害賠償請求や刑事罰の対象となる可能性もあります。

著作権をクリアする方法:ISUMとJASRAC

結婚式で市販の楽曲を使用する際の主な著作権処理方法は、以下の2つです。

ISUM(一般社団法人音楽特定利用促進機構)を利用する

ISUMは、結婚式での楽曲利用に特化した著作権管理団体です。ISUMに登録されている楽曲であれば、所定の手続きと使用料を支払うことで、安心して使用できます。多くの結婚式場や映像制作会社がISUMと提携しており、手続きを代行してくれる場合もあります。

  • メリット: 多くの人気楽曲が利用可能、手続きが比較的簡単。
  • デメリット: ISUMに登録されていない楽曲は利用できない、使用料がかかる。

ISUMの公式サイトで利用可能な楽曲リストを確認できます。ISUM公式サイト

JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)に直接申請する

ISUMに登録されていない楽曲や、ISUMがカバーしていない利用形態の場合、JASRACに直接申請して許諾を得る必要があります。手続きはISUMよりも複雑になる場合があります。

  • メリット: ISUMにない楽曲も利用できる可能性がある。
  • デメリット: 手続きが複雑、個人での申請はハードルが高い場合がある。

JASRACの公式サイトで詳細を確認できます。JASRAC公式サイト

ロイヤリティフリー音源の活用

著作権の心配をせずに楽曲を使用したい場合は、「ロイヤリティフリー音源」の活用がおすすめです。ロイヤリティフリー音源とは、一度購入すれば何度でも利用できる音楽素材のことです。商用利用可能なものも多く、結婚式のムービーにも適しています。

  • メリット: 著作権の心配がない、比較的安価で利用できる、幅広いジャンルの楽曲がある。
  • デメリット: 市販の人気楽曲は利用できない、クオリティにばらつきがある場合がある。

代表的なロイヤリティフリー音源サイトとしては、Epidemic Sound、Artlist、DOVA-SYNDROMEなどがあります。おしゃれで質の高い楽曲も多数提供されています。

無許可利用のリスクと罰則

著作権を無視して市販の楽曲を無許可で使用した場合、以下のようなリスクがあります。

  • 上映中止: 結婚式当日に会場側から上映を拒否される可能性があります。
  • 損害賠償請求: 著作権者から損害賠償を請求される可能性があります。
  • 刑事罰: 悪質な場合は、著作権法違反で刑事罰を受ける可能性があります。

著作権に関するルールを守り、安心して素敵なオープニングムービーを作りましょう。

結婚式ムービーを検索

  • 検索する

TOP