プロフィールムービーを自分で作る場合でも専門の業者に依頼する場合であっても、コメントの文字数はとても大切な問題になります。

プロフィールムービーのコメントはエピソードや感謝の気持ちを伝えるために使うものですが、文字を詰め込みすぎて何も伝わらない映像になってしまっては勿体無いですよね。
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プロフィールムービーの文字数は何文字が最適?実例から学ぼう

「結婚式で上映するプロフィールムービーのコメントの文字数はできるだけ短く簡潔にまとめてください」というアドバイスを聞いたことがある新郎新婦様も少なくないかもしれません。
専門業者に依頼を行う場合でも、自分たちで自作する場合でも、コメントの文字数は長くなりすぎないようにすることがとても大切です。
実例を見ながら見ていきましょう。
プロフィールムービーの文字数は何文字が最適か
プロフィールムービーの文字数はこれが絶対に正解!という数値はありません。なぜならば写真の表示時間で最適な文字数は変わってくるからです。
しかし目安にできる文字数はあります。

文字数の目安として一般的に標準とされるのはだいたい写真1枚あたり20-30文字になります。
専門の制作業者に依頼する場合でも、一般的にはプロフィールムービーの写真に添えるコメントは20文字以下、長くても30文字以内で考えてくださいとアドバイスがいきます。
これは写真一枚あたりの表示時間が7-8秒に設定されている標準的なプロフィールムービーで妥当な文字数になります。
しかし実際には50-60文字の長文のコメントを考えられる新郎新婦様も多いのは事実です。

40文字なら大丈夫ではないでしょうか?50文字くらいの伝えたい内容があるのですが駄目でしょうか?
新郎新婦様のお気持ちも分かるのですが、文字数を多くするとデメリットが出てくるんです。
この記事の続き部分で詳しく見ていきましょう。
最適な文字数を実際の動画で体感してみる

まずは文字数と時間の長さの関係性を実際の動画を見て確認してみることをお勧めします。
一般的な写真の表示時間とされる7-8秒のなかで文字数が多くなると、ゲストがコメントを読むのにどれだけ大変になってきてしまうかをゲストの気持ちになって体験してみましょう。
それぞれの動画は8秒程度なので実際に再生してみて、ゲストになったつもりで確認することをお勧めします。
20-30文字以内でまとめた場合の例を再生してみてください
コメントは「1995年5月9日 新郎信二 川原家の長男として誕生」で文字数は24文字です

ただ単にコメントを読むだけではなく、写真の内容もゆっくりと見ることができることを確認して見てください。
写真の前後に暗転などのトランジションが入る場合には完全に表示されている時間も少し少なくなります。
50文字程度の場合コメントが読み切れるのかを再生して確認してみましょう
コメントは「1995年5月9日 新郎信二 川原家の長男として誕生 すやすやとよく眠る おとなしい子だったそうです」で文字数は46文字です
50文字以上のコメントを用意される新郎新婦様も実際にとても多いですが、動画のように2段階の表示調整をしたとしてもゆったり読む余裕はないですよね。

急いで読めば読めますけど?何がダメなんでしょうか?
これでも急ぎで集中して読めば読めますが、披露宴会場のゲストにかかる負担が増えてしまいます。

ゆっくりコメントを読んでいると写真が見れないですし、ゆっくり写真を眺めているとコメントが読めません。
こういった長文での表現が何枚も続いてしまうとゲストは内容についていけなくなってしまって、プロフィールムービーを見るのを諦めたり飽き始める原因になってしまいます。

長文のコメントは写真紹介のコメントではなく、冒頭や最後の締め部分の感謝の挨拶文に入れ込むようにすると、全体をスマートに編集することができますよ。
長いコメントに合わせて写真の表示時間を調整することもできる
動画編集ソフトやアプリを使って自分でゼロからプロフィールムービーを作っているという場合であれば、その部分の写真の表示時間を9-10秒とかコメントが長い場合には12秒などに長くして再編集することで文字数が多くなったコメントに対応させることができます。
ただ、テンプレートを使って編集している新郎新婦様などでは、各写真差し替え用のスライドや枠に割り振られている表示時間の修正方法がわからずに対応できないケースもあります。
間延び感に対応した編集をする

コメントの文字数が多くなったのに合わせて表示時間を長くする場合、写真の表示方法にも工夫が必要です。
同じ画面がずーっと表示されていると、それも長いと感じる要因になります。工夫した編集をしてみましょう。
この動画では文字数46文字に対して写真の表示時間を12秒取って、長いコメントでも間延びを感じにくいように同じ写真の表示の仕方とズームの方向を切り替える編集をしてみました。

写真の前後には暗転するトランジションが入るので完全に表示されている時間が少し短くなる点にも注意が必要です。
途中で違う写真を入れたり、同じ写真でもアップと引きの見せ方を2段階で作ることで、間延び感をだいぶ軽減できます。
1枚の表示時間を長くすることで全体の写真枚数は減る
部分的に写真の表示時間を長くして長文のコメントに対応するという方法は、部分的であればとても有効です。
写真1枚あたりの表示時間を長くするケースでは、その分の調整として写真の枚数を減らさなくてはいけなくなる可能性も出てきますので、長いコメントが絶対に必要なのかどうかよく考えるようにした方が良いでしょう。
コメントは1秒に4文字以内を基本に短く簡潔に

冒頭でもご紹介した通りで、やはりプロフィールムービーの写真1枚に対するコメントの文字数はやはり20-30文字を目安に考えるのが適切です。
プロフィールムービーでは写真を連続して40枚とか50枚見ていかなくてはならないので、全ての写真でコメントの文字数が多いとコメントを読むのにゲストが疲れてしまいます。
文字数はできるだけ減らしてシンプルにし、ゲストに優しいプロフィールムービーを作ってあげるとゲストは最後までじっくりムービーを見てくれるはずです。
文字数に気を使っているとコメントの内容を考えるのが難しいという新郎新婦様は、以下のページのコメントサンプルも参考にしていただくときっとコメントのアイデアが出てくるはずですよ。

文字数の少ない、簡潔だけど伝わるコメントを考えてみてくださいね。
良い結婚式をお迎えください。