結婚式のプロフィールムービーではコメント選びが意外と大変で、写真選びに並んでコメントを考えるのもとても時間のかかるポイントになります。皆さん苦労しておられるのではないでしょうか?

写真はなんとか選ぶことができたけれども写真に添えていくコメントは考えるのに時間がかかって大変、という新郎新婦様もとても多くおられます。
プロフィールムービーでは生い立ちを紹介するスライドショーに加えて、どのような歩みと成長をしてきたのかをコメントで紹介していくのが一般的です。

コメントなしでプロフィールムービーを作りたいと考えているのですが、コメントなしもありなんでしょうか?

もちろんOKですよ。しかしゲストへの感謝のメッセージは必要なので、ムービーの最初や最後のコメントだけは入れて作っていきましょう。
コメントなしでもプロフィールムービーは作れますが、いくつか考慮するべきポイントがあります。
プロフィールムービーをダウンロード
差し替えるだけでプロフィールムービーが作れます。ダウンロードして今すぐ編集を開始できます。
プロフィールムービーをコメントなしでも上手に作るコツ
プロフィールムービーのコメントをなしで、スライドショーメインで作ることを希望される新郎新婦様も数は少ないですがおられます。
コメントなしを選択される根拠としては
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- コメントを考えている時間がない
- コメントを考えるのが面倒
といった時間や日程的な問題に加えて、
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- コメントをなしにしてたくさんの写真を見せれるようにしたい
- 挨拶や紹介コメントはナレーションで入れるので不要
- コメントがない方がデザイン的に好ましい
といった、ポジティブな理由からコメントなしを選択される新郎新婦様もおられます。
コメントなしでプロフィールムービーを作っていくときにどんな工夫やコツを抑えていくと良いのか、ポイントを押さえながら考えていきましょう。
コメントなしでプロフィールムービーを上手に作るなら押さえておきたいポイント
コメントなしでプロフィールムービーを作るとき、いわゆる普通のスタンダードなプロフィールムービーの構成で作ってしまうと失敗に終わってしまう可能性が高くなります。
コメントなしで作るときにはコメントなしなりの工夫として以下のポイントを押さえていく必要があります。
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- わかりやすい写真選びが大切
- 写真の切り替えテンポは早めに設定する
- ナレーションが挿入できる場合はナレーションベースで作っていく
- トランジションやアニメーションを活用する
- メッセージ性の高いBGMもとっても有効
- 最初と最後には挨拶をしっかり入れること
これらのポイントの中から必要に合わせて選んで編集を行っていきましょう。
それぞれの工夫できるポイントについて詳しく見ていきましょう。
わかりやすい写真選びが大切
通常のコメントありのプロフィールムービーの場合には、写真に補足が必要となる部分をコメントの表示で補って説明することができます。
そのためコメントなしでプロフィールムービーを作るのであれば、コメントで説明の必要がないくらいにわかりやすい写真を選んでおく方が得策です。

新郎もしくは新婦の赤ちゃんの頃の写真であることはすぐに理解できるわかりやすい写真です

だれが新郎もしくは新婦なのか、コメントやマーキングなどがないとゲストが理解しづらい例です

分かりやすいというのはとても大切な点なので、コメントなしでプロフィールムービーを作る場合には特に注意して考えてみてください。
写真の切り替えテンポは早めに設定する
コメントなしでプロフィールムービーを作成していくのであれば、写真1枚あたりの表示時間にも注意していきましょう。
通常の標準的なプロフィールムービーの場合には写真を1枚表示する際に7-8秒程度の時間を割り振ります。

写真だけを見せる場合であれば1秒や2秒といったとても短い時間でもある程度視認することはできるので、テンポよく写真を切り替えていく工夫を行いましょう。
コメントがない代わりに、その分写真の枚数が多くなってしまって編集が大変になってしまう、というデメリットもあるかもしれません。
文字でのコメントの代わりにナレーションを入れるケースではもう少しゆったりとしたペースでも大丈夫です。

また同時に複数枚の写真を配置するという手法も、コメントがないことを意識させない上手な表示の仕方です。
ナレーションを挿入できる場合にはナレーションベースで作っていく
文字でのコメント挿入をなしにする根拠がナレーションを入れたいからというケースでは、プロフィールムービーの作り方の根本からしっかりと考えなおす必要が出てきます。

一通りスライドショーを作成してからナレーションをあてていく場合でも、ナレーションとバランスをとりながらの構成が必要になってきますので、音声とスライドショーとのバランスを見ながら編集を行っていきましょう。
トランジションやエフェクトを活用する
コメントなしでプロフィールムービーを作るときに考慮しなくては行けなくなる問題が、間延び感です。
どうしてもコメントがないプロフィールムービーでは写真1枚あたりの表示時間がのんびり感じられて、長いという印象を受けがちになってしまいます。
たくさんの写真を使うのが難しいというケースでは、同じ写真のズームイン状態とズームアウト状態の2つの表示方法を作って、それぞれをトランジションでつないであげるといった編集上の工夫を行うことで間延びした印象を軽減させることもできます。
メッセージ性の高いBGM選びも効果的
プロフィールムービーで使うことができるBGMには、娘や息子から両親に当てた手紙のようにとてもメッセージ性の高い曲もあります。
最初と最後に挨拶の言葉はしっかり入れる
説明がないスライドショーが唐突にいきなり始まってもゲストはその映像演出についていくことができません。
最初と最後だけで良いので、タイトルに相当するテキストや感謝の言葉を入れ込むのは忘れないようにしましょう。
最後の締めに使える感謝のメッセージ例
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- 本日はお忙しい中ご出席いただき 誠にありがとうございます
- これから二人で力を合わせて幸せな家庭を築いていきます
- 引き続きごゆっくりご歓談をお楽しみください
- まもなく新郎新婦の再入場となります
最後の締めに使えるタイトル表示タイプの例
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- THE END
- fin
- 新郎〇〇 新婦〇〇 〇〇〇〇年〇月〇日
- 名前 名前
プロフィールムービーの冒頭シーンと最後の締めの挨拶シーンのコメントについては以下の記事でも詳しく取り上げています。


プロフィールムービーはコメントなしでもOKですが編集に工夫が必要です
ここまで見てきたように、プロフィームービーはコメントなしでもつくることは可能です。
しかしいくつか抑えるべきポイントがあって
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- 写真の表示時間が長すぎて間延びしないように注意する
- 最低限最初と最後のコメントで感謝を伝える
- メッセージ性の高いBGMが使えるなら、楽曲の構成に合わせた編集をする
- ナレーションが使えるならナレーションに合わせた編集をする
といった点はクリアして作る必要があります。

もしかするとコメントなしの方がかえって編集が難しくなる・・・かもしれません。
全体の構成をしっかり考えながらコメントなしでも退屈しない楽しいプロフィールムービーが作れるように工夫をしてみてください。
もしコメントを考えるのが面倒であったり時間がないこと原因でコメントなしのプロフィールムービーを選ばれているということであれば、以下のページを参考に改めてコメントを考えた方が結果的に早いかもしれませんよ。

素敵な結婚式をお迎えくださいね。